畳店の構造改革が業界活性化の鍵 〜挑めばチャンス・逃げればピンチ〜
「消費者ニーズは変わり続けています」




 新築件数が減少しているのに加え、最近の物件からは和室が無くなっているとよく言われます。各ハウスメーカーや工務店の新聞折り込みを見ていても、昔のような和室を構えた物件は減ってきています。ところが、実際にこれから家を建てようとしている人にアンケートをとってみると、意外にも「和室は必要」と考えている人が圧倒的に多いのです。

 和室の減少という現実と、現実に反して和室を肯定するという奇妙な現象は、一体どういった所から引き起こされているのでしょうか?
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 上とはまた別の調査結果ですが、「和室は必要ですか?」の問いに対して、やはり7割近くの人が「必要」と答えています。この結果を見ると、これからも和室は無くなることがないように思えます。

 それでは、ここで「和室が欲しい」と答えた人たちは、和室に対してどのようなイメージを持っているのでしょうか?
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 「和室が欲しい」と回答した人たちに、「どのような和室が欲しいですか?」と質問した結果です。注目すべきは「本格的な和室 18.1%」に対して、「モダンなつくりの和室 46.5%」という数字です。

 今「和室が欲しい」と考えている人たちのイメージする「和室」とは、これまでの日本家屋の象徴であった襖と障子に囲まれた本格的なものではなく、”リビングと一続きになっていて、少し横になりたいときにだけ利用する”、”洋風の建物の中に和の趣を感じられるスペースをつくる”といった、あたらしい暮らしのスタイルに基づいた「和室」なのです。

 和室の象徴である「畳」についても、このような新しい和室のありかたに沿った形で必要とされています。和室は減っているのではなく、従来「和室」とは異なった形で引き続き残っているのです。勿論畳も無くなりません。これからも新しいスタイルとして暮らしの中に残っていきます。

 「嗜好の変化」「生活スタイルの変化」に対応し、お客様の求めるスタイルの畳を供給していくことができる畳店は、これからも生き残っていくことが出来るでしょう。
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