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畳のトリビア〜畳に関する雑学・知識を貴方へ〜
あなたの周りにある「畳」には、意外に知られていない面白いネタがたくさんあります。つい人に教えたくなる、畳に関する「雑学・知識」をご紹介しましょう。

trivia No.4 畳の縁は踏んではいけない。

 お茶の世界では、縁を踏んではいけないとされていますが、なぜ畳の縁は踏んではいけないのでしょうか?
現存する最古の畳(御床)  「現在の形に近い畳」として、飛鳥時代の法隆寺に伝わる畳ベッドの御床(おんしょう)が最古のものとして現存していますが、平安時代には既に今使われているような畳が布団ベッドのように使われていました。当時これらは大変な高級品で、高貴な方々に愛用されたようです。この頃の畳の縁は、絹や麻などの布地を藍染め等の食物染にしたもので、身分を表す文様や彩りが定められていました。
 植物染めは色飛びがしやすく、踏んでしまうとせっかくの色が落ちてしまいますし、麻の耐久性も低かったので、踏んでしまうとすぐにすり切れてしまいます。高価な物が傷んでしまうのを嫌って、出来るだけ縁を踏まないようにしていました。
様々な紋縁  さらに畳縁には、格式を重んじて家紋を入れる「紋縁」というものもあります。これは格式の高い仏間や客間、床の間等で使われてきました。お寺や神社、宗派によって紋様は違いますし、皇室関係や、宮家、武家、商家の流れ等をくんだ家紋を入れることによって、ある種のステータスとして使われてきました。家紋の入った畳縁を踏む事は、ご先祖や親の顔を踏むのと同じ事とされ、畳の縁を踏まない事が武家のたしなみ、商家の心得であった訳です。
 紋縁以外にも動植物の柄など、生き物をテーマとした柄も多く使われていますので、生き物や草花を踏みつける事は極力避け、「心優しく静かに歩くべし」と言う躾もありました。現在ではこのような背景も薄れてきましたが、「相手の心を思いやる」という礼儀の表れとして、「畳の縁は踏まない」というマナーが残っているのです。
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